リハビリテーションという言葉をよく耳にしますが具体的には、
『能力低下の場合に、機能的能力が可能な限り最高の水準に達するように、個人を訓練あるいは再訓練するために、医学的、社会的、職業的手段を併せ、かつ調整して用いることである。』(WHOより)
ということになります。
リハビリテーションは、チーム医療です。チーム医療が円滑に行われなければ、リハビリテーションの目的達成がスムーズにいきません。私たちは、そのチームの一員として医師や看護師等の医療職員と協力をして患者様の治療にあたっています。
当院リハビリテーション科は、理学療法士(PT)5名、作業療法士(OT)3名の8名で患者様の治療にあたっています。
主に急性期のリハビリテーションを行っております。急性期リハビリテーションというのは、種々の疾患による病状がなお変動している時期(急性期)や手術後早期に開始されるリハビリテーションのことをいいます。かつては、病状の変動が治まり、ある程度安定してからリハビリテーションを始めるという考え方が主流でした。しかし、急性期に開始するほうが効果が上がりやすいことから、近年急性期内に、しかもできるだけ早期に開始すべきであるという考え方に転換されています。
当院における対象疾患としては、整形外科疾患である骨折、変形性関節症、脊椎疾患、関節リウマチ等の術前術後リハビリ。外科の術前術後のリハビリ。脳血管障害や糖尿病、呼吸器疾患等の内科系疾患のリハビリが主です。
特に整形外科や外科の手術後のリハビリは、できるだけ早い段階での早期離床に努め、各職種が連携して最善のサービスを提供し、家庭復帰、社会復帰のお手伝いをしています。
また平成24年1月より整形外科、外科の手術後の患者を対象
に早期離床を促進するため隔週ではありますが土曜日リハビリを開始しました。
理学療法とは、病気・怪我・体力の低下による寝たきりなどによって身体が不自由になった人々に対して、身体と心の両面から機能回復・維持をはかる医療のひとつです。
主に身体機能の改善・廃用症候群の予防・早期離床を目指して運動療法や日常生活動作練習を行います。
運動療法では、関節可動域・筋力・バランス能力・痛みの改善などを通じて、起きる・座る・立つ・歩くなどの基本的な日常生活動作の運動が安楽に行えるように支援します。
また運動機能の改善だけでなく、身体機能の低下の予防にも取り組んでいます。特に病気の発症初期や手術後などにはなるべく早く離床や歩行を促し、心身機能の低下を防ぐ廃用症候群の予防も理学療法の役割のひとつです。
さらに日常生活動作練習では入院前までは普段から行っていた身の回りの動作を繰り返し練習します。また、必要に応じて居住環境の調整・適切な道具の使用・介護方法の指導などの助言を行うことで円滑に日常生活が行えるように支援します。
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