このたび、四月一日付で公立岩瀬病院院長に就任いたしました。大震災直後に歴史ある基幹病院の院長として業務に就くことになり、職責の重さを痛感しています。
東日本大震災において被災された方々に謹んでお見舞い申し上げるとともに、犠牲になられた多くの方々に心からご冥福をお祈り申し上げます。地震の影響は須賀川市内にも甚大な被害をもたらし、当院も例外ではなく、それまで使用していた旧棟建物に大きな被害を受け、病院機能が一瞬にして奪われてしまいました。入院患者さんには幸い負傷者を出すこともなく、新病棟へ移室していただくことができましたが、その後、暖房や給湯、空調の停止、また寝具不足など、困難な状況での療養生活を強いる結果となりました。しかし、地域の方々からの温かいお心づかいや、全国各地から多くの支援物資をいただき、何とか乗り切ることができました。
現在の福島県は、第一原発の事故が収拾せず先の見えない不安と闘っています。当院も極めて厳しい状況にありますが、これに屈することなく、一日も早く従来通りの医療提供をしていくことが、院長としての使命と認識しています。復興に向けて、職員が一丸となって全力で取り組んで参りますので、ご支援、ご指導賜りますようお願い申し上げます。